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カテゴリー別アーカイブ: まめちしき

小は大よりも困難?

文字切り  文字切り2

 

『文字切り』 石に文字を彫るときには 石に厚さ0.7~1.0mmのシートを貼り付けて カッターナイフで切り抜きます

通常の文字は 3.5~12cm程ですが 今回は2.5cm それも画数の多い 『藤』  10円玉と比較すると こんな感じ 字は小さいが手間は通常よりもずっとかかってしまいます

こころ  松井 孝 1

こちらは 35cmの 『心』 一度見ると心に残るデザインは ≪カーサメモリア≫   右の写真は以前に作ったもの

まだら模様の石種は インド産 【マルチカラーレッド】 こちらのデザインは ≪インターロック≫

あがつま山﨑和幸

こだわりの墓地ができました

 

お墓に換気口?

昔のお墓には無いのに 最近のお墓にはなぜ換気口が付いているの・・? と聞かれることがあります

カエル3

お墓にはお骨を納める 『納骨室』が付いています 今までの納骨室は密封されていて室内は湿度が高く 常に濡れているのです

土葬が一般的だった時代は 死骸は不浄なものとされて密封するものとされていました(確かに)

火葬になった現代では 遺骨を加工して宝石にしたり ペンダントに入れて身に着けることもあります

カエル2

密封することから 居心地の良い場所に納めたい・・・ ということで 湿気予防のために換気口を付ける時代になりました

カエル1

こんなところに 保護色のカエルが・・ か わ い い  (^^;)

 

 

『ブレード交換』は久しぶり

石材切削機の刃(ブレード)を交換しました

ブレード1

石材を切るにはダイヤモンドの刃を使います・・ 正確には鉄に埋め込まれたダイヤモンドで削り取ります    42インチ(約100cm) 40cm程度の石を切ることができます

ブレード2 残り1ミリ程度になった刃先(ダイヤモンド部分)

この程度まで使用することはなかなかできない 良く働いてくれました!

 

ブレード4 新しい刃先は10ミリ程度 この先10年位は使えそう

今から20年前までは 石材の殆んどを自社加工していたので切削機がフル稼働 9カ月ほどで交換していました

ブレード3

使い終わったオレンジブレードは新しい刃先を付けて再塗装 10数万円の費用をかけて再生 工場の片隅で再び使われる日を待ちます 20数万円かかってしまいました

新しいブレードにしたら 錆サビのカバーが気になる! 冬になったら塗り替えるか・・

ブレード5

 

 

2800Kg と 10Kg

『石材切削機』がわが家に来てから35年が経ちました 今は無き甘楽町の『三機製作所』製

切削

当時の切削機の相場は200万円程度のところ この機械は300万円超! わが家も他社の機械購入を決定していましたが 『県内の工場なので 騙されたと思って見てみないか!』 との話をもらい 断りきれない業者だったこともあり親子で半分イヤイヤ見に行きました

工場とはいっても町工場みたいなものです 中に入ると組立途中の切削機が・・・ おぉ!

これが同じ切削機なのかという程の立派な造り 親子で一目惚れです いかにも機械大好きな社長も好印象 その後 注文を入れていた業者にひらあやまりでした・・・

この切削機に遭った時の感動は今でも忘れられません (o^_^o)

一般的な切削機の寿命は20年程度といわれています 近年は動かす機会が少なくなりましたがまだまだ頑張ってくれそうです

クンナム2

今年になり 今までの石屋人生で一番重い約2.8トンの黒御影原石を切ることになりました

わが家のフォークリフトは2トン いろいろな裏ワザを駆使して運びましたが タイヤはペチャンコ

まぁ 切削機の台車に乗せてしまえば スイッチを押してサクサクッと切れてしまいますがね

クンナム3

 

2800Kgの数日後に10Kg程度の浅間石を切りました

小石1

ある程度の重さのある石は台車に置いたまま自動で下まで切ることが出来るのですが

今回のように軽くて不安定な自然石はなんとも厄介です ベルトとクサビでしっかり固定して

それでも いつ石が動くかもしれないのでずっと見張っていなければなりません・・ 切っている時に石が動くと何十万円もする刃を壊してしまいます

小石2

【重いから大変】 【軽いから楽】 だけではない まるで人生のようです  w(゜o゜)w

小石3

色の濃い部分 薄い部分 黒も入って綺麗な模様でしたが ヒビもあって ちょっと残念!

 

 

・・ 今夜は蕎麦  ・・

 

明後日は大晦日 64回目ですね なんとも早く過ぎていく1年

 

・・   今夜はソバ  ・・

そば1

この蕎麦 以前にも紹介した スイミング仲間 高山の林さんが届けてくれました

その上は 「野沢菜漬け」 と 「こんにゃく」 スイミング福本先生のお手製

汁は妻 漬物はオイラ   シンプルながら なんとも贅沢な夕食

・・・   ごちそうさまでした (o^_^o)   ・・・

 

 

 

【真壁白御影石】の丁場

 

群馬県で産出される石塔材といえば 【赤城小松石】  【沢入(そうり)白御影石】 でしたが 残念なことに今では採掘していません 

現在 群馬にいちばん近い白御影石の産地は?  茨城県筑波山近くの【真壁白御影石】採石場(丁場)です

丁場2

 

明治初期より本格的に採掘されています

大量に採掘できるので国産の石塔用石材としては安い価格(中国材に比べれば高いのですが・・)

首都圏に近いことから 東京駅  国会議事堂  日本銀行  皇居などの建物に多く使われ

著名人の石塔にも多く使われています

 

丁場1

矢印の石を採石中 手前の大型ユンボがこんな感じに見えます 丁場の大きさが判るでしょう

 

丁場3

ジェットバーナーを使って石を割り出します

<矢印> 割れ目の上で作業する人間の大きさからして数100トンの石でしょう

 

でも全ての石が石塔になる訳ではありません 石目の綺麗な部分を選んで使用します

全部使える場合もあるし まったく使い物にならない場合もあります!

・    ・・・ 採石は博打(ばくち) ・・・   とも言われます w(゜o゜)w

 

≪ 資料提供 日本石材センター海老澤さん ≫

 

石材組合の勉強会

近年の終活ブーム

60代の私にとっては「まだ現実的ではない」と思いつつも 気になるのは確か

この先ガンや病気が見つかった時には すぐにでもお付き合い・・ということにもなりかねません。

 

ソナエ1

産経新聞社刊 終活読本【ソナエ】 という雑誌があります。

年4回に発行される日本初の終活専門誌 三浦友一さんを表紙に使うなんて本格的

創刊号には壇密さんが積極的に協力してくれたそうです。

 

季刊ソナエ赤堀編集長を招いての講演会がありました 参加者は30数名。

ソナエ3

 

自分の終わり方を学び考える「終活」は高齢者にとっておおいに興味のあることですが

首都圏を中心に 『墓不要論』も見うけられる現在 われら墓石業者にとっては死活問題です。

ソナエ2

 

社会部記者から この雑誌を企画・立案・編集長を務めている赤堀さんの終活現場の生の声は

 

・・・ 葬祭業界は今後しばらくは需要が増えていく イオン・リクルート・タビックスなど大企業が参入してきているので 今後大きな変革があるだろうとのこと ・・・

 

田舎の零細石屋はどうしたものでしょうか ・・・ヽ*゚ο゚* ノ<・・・

 

 

石塔は文字で決まる! 

 

石塔は文字で決まる といった仕事をしました。

施主は子供の頃からずっと書道をしています この字を使いたいと【加藤家】

【石塔はシンプルにしたい】 とのことで 直線基調の石塔にしました。

 

加藤1

圧倒的な存在感です

 

加藤2

開眼参列者の記念撮影 亡くなられたご主人も喜んでくれると思います。

 

 

『こだわり』は必要? 無駄?

『拝み加工』  香炉の下に切込を入れるのが 『拝み』

香炉を作った時に『拝み』も一緒に加工してもらいますが 職人によってさまざまな形になります・・・ というよりも褒められるものがない!

 

香炉7

・・・ それならと 自分で加工します。

香炉8

マジックで下書きして   切り込みを入れてから

香炉9

かたちを整えます  息子もうまくなってきた

香炉10

上から見ても下から見ても奇麗でなければならない!

香炉11

 

『見えなくなる下の部分も ついこだわってしまいます』  

 

 

これってなんて読むの?

この地で石塔に彫り込む文字は 【○○家之墓】 がほとんどですが

 

たまに こんな文字があり 何と読むの?とよく聴かれます。

 

1 奥津城

【奥都城】または【奥津城】と書いて おくつき・・・ と読みます

神社の宮司さんに拝んでもらう 『神葬祭』の石塔に使用しますが 【墓】の意味です。

 

石坂實2

また 【南無阿弥陀仏】 なむあみだぶつ・・・ は浄土宗のお墓はこのように彫るのが善いとされています。

曹洞宗のお墓は 【南無釈迦牟尼仏】 なむしゃかむにぶつ・・・ が善いそうです。

 

五輪塔 梵字

このような文字が彫られているのは五輪塔に彫られた梵字(ぼんじ)・・・ 古代インド文字と云われていて 下から 【 ア ヴァ ラ カ キャ 】 と読みます。

【地 水 火 風 空】 の意味です。

 

いずれも 詳しい説明はパソコンで検索ください。